レプリカ時計を捨てる方法
以前、腕時計を手放す方法についてまとめましたが、今回は「腕時計を捨てる方法」について考えてみましょう。もちろん、可能であれば売るなどして少しでもお金になれば嬉しいのですが、どう頑張っても売れない腕時計もすくなからず存在します。その腕時計の最後のオーナーとして、腕時計の一生を終える方法をまとめました。
腕時計を分解する
腕時計を捨てるからといって、いきなりゴミ箱に投げ入れる人はいないでしょう。まずは腕時計をできる限り分解して、分別しやすい状態にするべきです。ここでのポイントは、クォーツ時計と機械式時計とでは分解作業の楽しさが異なる、ということです。機械式時計の分解は、腕時計マニアにとって、一生に一度体験できるかどうかのエンターテイメントです。一方で、クォーツ式時計の分解は中身のシンプルさにがっかりしてしまうかもしれません。
分解できたら
もしうまく分解できたのであれば、捨てるのはもう少し待ってください。バラバラにした部品の中に、売れるものがあるはずです。革ベルトや電池などの消耗品は難しいかもしれませんが、それ以外の部品については欲しがっている人がいるはずです。特に、キズのない風防、竜頭、裏蓋、ブレスレットのコマ、テンプなどは需要がありますので、モデル名や型番などを付記してオークションサイトやフリマサイトに掲載してみましょう。
それ以外の部品の捨て方
あらためて、残った部品をみてみましょう。バラバラになったムーブメント、針や文字盤、風防、ケースと裏蓋、革ベルトや尾錠などでしょうか。もしかしたら箱やケースなども残っているかもしれません。革ベルトや箱、取説、パッキンなどは可燃ごみとして捨てることが出来ます。クォーツ式時計についている電池は、地域のルールに則り、適切に処分しましょう。特に、ソーラー時計などに使われている充電池には注意が必要です。可燃ごみとリサイクルゴミ以外で、残っている部品はおおむね「不燃ごみ」のはずです。
腕時計の供養
思い出のつまった腕時計を捨てるのはしのびない、という方のために、福岡県の恵蘇八幡宮(えそはちまんぐう)では「時計の供養祭」を実施しているそうです。事前に連絡すれば郵送でも対応してくれるそうですので、気になった方は調べてみてください。
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