シェア文化が拡散したことで、妻や彼女との腕時計のシェアリングは珍しくなくなった。しかも近年は過去のミニマルデザインが再評価され、腕時計もダウンサイジングが進行しており、シェアに好都合な条件が整った。腕が細い女性との共用ならケースは37㎜以下がお薦めで、とくに華奢ならチューダーの「ブラックベイ 32」がイチ押し。3針だから操作も楽だし、シンプルなラウンドケースと爽やかなブルー文字盤も好感度が高い。当然、男性もスマートに着けこなせる。インパクトが足りなければ、8角形のブランドコピー時計オーデマ ピゲ「ロイヤルオーク」や角型のカルティエ「サントス100」など、個性的なフォルムのミドルサイズモデルを選ぼう。別視点でのシェア利用としては、同シリーズから2本選んでペアとシェアを同時に楽しむ方法もある。オメガの「スピードマスター 38」やIWCの「パイロット・ウォッチ・オートマティック 36」は、文字盤違いで異なる印象を持ち、男女が交換し合って使うことも可能。さらにノモスの「メトロ ネオマティック 39」は、交換が容易なクイックチェンジ機能付きのストラップだから、ストラップは自分専用とし、時計本体のみをシェアする使い方もできる。 |