完成度の高いキャリバー01の手巻き式アレンジバージョンとなる |
|
|
レプリカ時計完全なる自社製造ムーブメントの開発を掲げて始動したプロジェクトは、基幹となるキャリバー01から複数の派生型の製作まで構想内にあった。その延長上に生まれた「キャリバーB02」は、コスモノートへの搭載を前提とする24時間表示の手巻きクロノグラフムーブメントである。キャリバー01をベースに自動巻きコンポーネントを取り去り、時針が付く歯車を24時間仕様となる倍数歯車に換装したのが主なアレンジ。また、審美性を高める変更もなされている。
派生型のムーブの登場も総合的な設計構想ありき http://www.osakacopyshop.com/swbrands/name-b1764/
長年にわたってブライトリングが蓄積してきたクロノグラフに関するノウハウや想いが込められたキャリバー01。その構想は単純にひとつのムーブメントの完成をゴールとしたものではない。2004年のプロジェクトスタート時において開発陣は、派生型ムーブメントまでプランに組み込み、総合的に設計を進めていたという。「キャリバーB02」は、そのバリエーションのひとつ。基本的にはキャリバー01から自動巻きの要素を外しただけで、シンプルな手巻き式となっている。
|
|
|
前ページ:
ヴィンテージとモダンの融合: ABC ウォッチ カンパニーのレトロ リバイバル
|
次ページ:
高級時計 漆黒の文字盤に浮かび上がる航空機
|