その全てがケタ違いの凄さ!「オクト ローマ」複雑時計への道 |
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オクト ローマ エメラルド グランソヌリ/バゲットカットのエメラルド72個(約7.28ct)とダイヤモンド374個(約22.86ct)。パワーリザーブは約48時間で、グランソヌリ24時間、プチソヌリ28時間。自動巻き。径44㎜。18KWGケース。アリゲーターストラップ。1億9082万8000円(予価)。http://www.osakacopyshop.com/
1月に行われたLVMH WATCH WEEK 2022で、ブルガリが発表した新作の数々。レディスモデルの注目は、世界最少サイズの手巻きムーブメント「ピコリッシモ」を搭載したセルペンティであったが、メンズモデルの主役は、オクト ローマで極めたチャイミングウォッチ。4ハンマーのグランソヌリ「オクト ローマ エメラルド グランソヌリ」を完成させた。
グランソヌリとは、自動的に1時間および15分おきに時刻を告げる鐘をならす機構のこと。通常のミニッツ・リピーターがリリースレバーなどの「手動」で作動させるのに対し、グランソヌリは「自動」。時計の3大複雑機能のうち、最も難易度の高いのが鳴りモノ系といわれるが、グランソヌリは、その鳴りモノの中でも頂点に君臨する女王。この新作が搭載するキャリバーBVL703に至っては、732個のパーツを一人の時計職人が9ヶ月かけて組み立て、その後の調整やサービスも行うという。
そしてムーブメント以上に凄いのが、バゲットカットのエメラルドと合計30カラット以上のダイヤモンド、計446個。気になる価格は約2億円! 何から何まで、スケールがケタ違いだ。
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