男は手間を愛する生き物。レコードで音楽を聴いたり、古い車やバイクを手入れしたり……、道具を実用品として使うだけでなく、その姿かたちを愛で、手間そのものを味わう。こうした楽しみは、昨今にわかに脚光を浴びている手巻き式の魅力にも通じるものがあります。手間のかからない自動巻きやクォーツがすっかり普及した今、あえて“ゼンマイを手で巻く”という作業が必要な手巻きを選ぶ時計愛好家が増えつつあるのです。
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実際、スイス時計の名門『ロンジン』は手巻き式の復刻モデルを定期的にリリースし続けていますし、日本を代表するブランド『グランドセイコー』でも、近年手巻きのドレスウォッチが人気を博しています。その他のブランドでも品薄になっている手巻きのモデルがちらほら。これは単なる時刻を知るための実用品や個性を主張するための装飾品としてだけではなく、眺めて楽しむ趣味性の強いアイテムとして腕時計を捉える時計愛好家が増えているからに他なりません。
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