話を新作に戻そう。今回のリニューアルで変わったのは文字盤だけではない。回転ベゼル側面の刻みに一定の幅を持たせて、リューズは絶妙に小径化。ラグの幅は細くシャープになり、サファイアクリスタル風防は膨らみを持つフラット型となっている。アイコニックな7連ブレスはポリッシュとヘアラインの仕上げ分けを採用。ケースにつなぐエンドピースは、中央3つのポリッシュされたコマから始まるようになった。この仕上げ分けはラグやプッシュボタンにも見ることができる。
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ディテールの変更点はまだまだ尽きない。シースルーバックから覗くキャリバー01は、これまでにも時計好きの目を愉しませてきたが、最新型では自動巻き上げローターが肉抜きされ、ハイスペッククロノグラフの動きがより見渡しやすくなったのである。この点の仕様変更を考慮すると、従来機から10万円以内の価格アップは納得がいく範囲だと思われる。
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