このブラックブラックはケース、ベゼル、文字盤、リューズ、ヘリウムエスケープバルブにブラックセラミックを使い、
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文字盤上の文字までブラックという徹底ぶり。とてもクールな印象です。
文字盤に表記されたZrO2とは酸化ジルコニウムの事で、耐熱性セラミックの材料となるもの。
特徴として、常圧での融点が2,700℃と非常に高いこと。
さらに安定化剤を添加することで機械的強度の高いセラミックとなるそうです。
重量がステンレススティールの半分であり、摩擦や傷に対する耐性が高く、化学的に無害であり、アレルギー反応を
起こしにくく、環境に優しく、非磁性であるといった独自の性質も実は時計の素材として適しているのですね。
しかしながら、固いが故に加工が難しく、まだ商品化出来るブランドは限られていますが、
オメガ社はこのセラミック製造設備(1基10M×10M)を10基も作っているそうです。
一説によると、1つのケースを仕上げるまで10時間かかるそうで、24時間フル稼働させても5日で120個しか作れない!!
物凄く希少です。
近年、様々なブランドから発表されているようにも感じますが、
オメガのような伝統的で正統派のブランドからリリースさせるのは少し意外な気もします。
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