IWCより少し遅れた1950年代、様々な時計製造技術で先鞭をつけてきたロレックスもまた耐磁性能に追随を始めました。
そこで誕生したのが、ミルガウスです。
この名前は、1000ガウス(80,000A/m、フランス語でミルガウス)の磁気に耐えうることに由来。
http://www.osakacopyshop.com/swbrands/name-b1687/
IWC同様、高い磁力にさらされる職業人向けに開発されたと言います。
当時は磁力の危機が一般に理解されず、1970年代に一度生産終了。
携帯電話やパソコンが一般的となった現代にその有用性へ再び注目が集まったことから、復活に至りました。
ロレックスの対帯磁技術の秘訣は、ケースとムーブメントにあります。
ロレックスが厳選したと称する強磁性合金により高性能磁気遮断システムを構築。
ムーブメントは、やはりロレックスが自社開発したミルガウス専用のCal.3131を搭載。
パラクロムヒゲゼンマイや非帯磁素材をガンギ車・アンクルに採用するなど、耐磁に特化したモデルと言えます。
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