アールヌーヴォーは、フランス語で「新しい芸術」という意味になります。http://www.osakacopyshop.com/
アールは芸術、ヌーヴォーは「ボジョレー・ヌーヴォー」でもお馴染みの言葉で新しい、という意味です。
19世紀末から20世紀初頭、第一次世界大戦がはじまる前の約30年間に起きた、世界的な芸術運動を総じて「アールヌーヴォー」と呼んでいます。
1895年にサミュエル・ビングがパリにオープンした画廊「アールヌーヴォー」から、その名がつけられました。
ちなみにパリでは1900年にパリ万博が開催され、ビングのアールヌーヴォーもパビリオンを出展、アールヌーヴォーは世界的な流行となります。
時代背景としては、産業革命による機械化が進み、女性の社会進出も進んだ一方で、日用品や実用品は機械加工の粗雑なものが増えていました。
そこで手作業で生み出される美しい雑貨への羨望から、日用品や実用品にも芸術性を求める動きが生まれます。
また女性がデザイン、特に宝飾や服飾の仕事に関わったこと、社会を牽引する女性自らが宝飾やドレスをアピールすることで、ファッションに女性ならではの優美さが加わります。
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