主要4コレクションで探る、フランスの名門“リップ”の最新動向 |
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近年の時計界で存在感を増しているフランス。ほかの国とはひと味違う、オーセンティックな雰囲気と独特の洒落っ気が同居するデザインを特徴としており、老舗から小規模の新ブランドまで、魅力的なブランドが日本での展開を開始している。
そんなフランスの時計界にあって、150年以上の歴史をもつ名門として確固たる地位を確立しているのが、1867年、フランス・ブザンソンで創業したリップだ。
かつてはフランスのド・ゴール首相やイギリスのチャーチル首相にも同社の製品が贈呈されるなど、フランスを代表する由緒正しき時計ブランドとして知られ、デザイナー、ロジェ・タロン氏による左右非対称の斬新なデザインを採用した“マッハ2000”(1975年登場)など、時計史に残る傑作をいくつも生み出した。
今回は、新たなディストリビューターのもとで、日本での再始動を開始したリップに注目し、新作を含めた主要4コレクションを紹介していこう。
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