普通、機械式時計は小の月(月末が31日より前に終わる月のこと)には手動でカレンダー修正をしなくてはなりません。31日を1周期として設計されているためです。しかしながらパーペチュアルカレンダーは、これが必要ないことを意味します。
さらには4年に一度の閏年ですら自動調整してくれると言う。まさにカレンダー機能の金字塔とも言うべき存在ではないでしょうか。
http://www.osakacopyshop.com/swbrands/name-b1772/
機構の仕組みはブランドにもよりますが、基本的な考え方は「閏年を一周期とし、4年分それぞれの月のメモリが機械にプログラミングされている」というものです。
48ヵ月とはすなわち4年ですが、このカムに刻まれた48個の大小の溝によって大の月・小の月を識別させます。そして4年目に閏年の2月29日を過ぎると、一周期をまた始める…といった要領です。
|