その一例がオーバーホールです。これは分解洗浄とも呼ばれるもので、時計(機械式・クォーツ式ともに)のムーブメントを一度ばらし、キレイにし、新たに潤滑油を注す一連の作業となります。ムーブメントは繊細なパーツで構成されているため、少しの摩耗や劣化で性能を著しく落とすことがあります。また、パーツの摩耗を最小限にする潤滑油も、古くなると酸化したり固着したりと何かと機械によろしくありません。
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そこで、数年に一度(クォーツ時計であればもう少しスパンは長く7~8年に一度程度。いずれもメーカーによって見解が異なります)オーバーホールを行うことが推奨されており、これによって時計は再び生命力を返り咲かせることとなります。また、オーバーホールの際は、外装からは気づきづらい不具合を発見したり、破損したパーツ交換を行ったりと、時計にとってきわめて大切な作業となります。
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